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イース・オリジン 攻略終わりました

Falcom 21st Centuryでは、「イース・オリジン」攻略を(今までの自分のペースから見れば)早足ながら終わらせました。
詳しいボスのアクションでの倒し方とかは、ほかのサイト様のコンテンツやYouTube動画等を見てください・・・で、僕のところは、基本的なチャートだけ。あとは、おまけのセーブデータとかですね。ファルコムゲーム系で、セーブデータをおいているところって、あまりないんじゃないかな。

今年は、最近激減したゲームレビューや読み物をがんばりたいですね。ファルコム総評も2005年2006年と残っていますし、今年は昨年夏に続いてのライヴ・イベントもある。キーボード前に腰掛けりゃ、テキストをがんばれそうな・・・そんな気がします。

で、忘れんうちにイース・オリジンのレビューとかを。

女神よ、なぜ人間に魔法の力(黒い真珠?)を与えた?
人には、行き過ぎた力とは思わなかったのか?


イース・オリジンをプレイし終えて、(というかプレイ中何度もですが)真っ先に思いついた感想が、OVA版「イース」のダルク=ファクトが女神たちに投げかける嘆きの言葉でした。
この1989年から91年にかけてリリースされたOVA版「イース」の設定の一部、具体的にいうと、ダルク=ファクトが魔に足を踏み入れるきっかけとなるエピソードが、そのまま、「イース・エターナル」に使われていたのは、とても興味深いものがありました。

そういえば、ほんとうに偶然ですが、羽衣版「イース Sword Master」でも、ファクトの先祖が黒い真珠を暴走させてしまい、魔を生み出してしまったというオリジナルストーリーがありましたが、魔力という力にとり憑かれて、後に戻れなくなった状態をコミックでも描いていたってのは、((暴走漫画としてファンから駄作として馬鹿にされがちなコミック))、「イース・オリジン」と被る点も多く、これはこれで決して馬鹿にできないものじゃないか、と、思ったりもしました。

「どうして俺と戦わない!?」
「俺は神官のファクトだぞ! なぜ無視をする!?」

「貴方はダーム様を生んだお方の弟」
「いうならば、貴方はダーム様の唯一の血統・・・」
「そんな貴方を、下僕たちが斬る事が出来て?」

でもまあ、「イース・オリジン」。
「イース」ファンや、「イース」シリーズ体験者に対して、バックボーンを深く掘り下げようと働きかける「なにか」特別な力が・・・もとい、不思議な魅力があったように僕は感じました。
「イースVI ナピシュテム」で出てきた、気象制御装置に代表されるトンデモワールドは一旦フォーマット(初期化)されて、世界観でのリンクはごく限られたものだけとなりました。「イース」世界観を、いちど整理しなおして、きわめて限定された空間だけで演出しようとした努力は、賛否両論あるでしょうが、批評の対象としていいでしょう。

もうひとつのファルコムの顔となった「空の軌跡」は、世界観の「語り」がゲーム中において半端でなく、逆にバックボーンを深く掘り下げよう、という気にはなれませんでした。あの「空の軌跡」って、現代語(あんだってーとか、キターとか、2ちゃんねる語ぽいのも含めて)から何やら、なんでもござれな世界なので、確かに奥深い舞台なのですが、ゴッチャ煮であります。
衛星兵器も出てきて、聖闘士☆星矢(セイントセイヤ)もびっくりの「アナザー・ディメンション」なんてそのままな技も出てきて、次は「ギャラクシアン・エクスプロージョン」かよ!とハラハラものでした。
by adol2004 | 2007-01-05 21:20 | ファルコム


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